飛び込み営業と「自分人脈」
キャリアコンサルタント 石川雅嗣
【ポンタメーリングリスト5期に2005/06/29にポストされたもの】
2005/08/22 on site
これは2005年の6月に僕の相棒、石川雅嗣氏が人材ビジネスの仕事について書いたもの。
しかしここに書かれているのは、単に人材ビジネスだけに関するものではない。
営業という仕事の本質が実体験と共に書かれている。
多くの学生が営業という仕事を誤解しているケースがあるので、是非読んでほしい。
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Date: Wed, 29 Jun 2005 09:11:26 +0900
From: 石川 雅嗣
Subject: [ponta05 1541] RE: 人材関係で働くものとして 私の悩み
石川@40手前の社会人キャリアコンサルタントです。
昨日は新しく開設された「ヤングジョブステーション(JOBカフェ堺)
にてキャリアアドバイザーをしてきました。
これから週2日(火・土)、堺東に通うことになります。
お近くの方は是非遊びに来てくださいね。
さて、
<馬場さんへ
> 是非、人材関係の仕事をしている方におききしたいです。
> 人材ビジネスの魅力はなんですか。
> そして、なぜいまその仕事をしているのですか?
僕の場合は、本田さんと同じかな?
「感動の共有」
少し長いけど、僕の場合の経験を書きますね?
リクルートフロムエーで中途採用の求人広告営業をしていました。
最初の配属は、東京の下町「荒川区」。
町工場が多く、小さな家内制手工業も多かった。
渋谷や新宿などの大繁華街とは大違い。
狭いエリアで大量のお店や会社のあるところではなく、
いわゆる地元の小さな商店街や一戸建ての向上が点在するエリア。
そこをチャリンコで、来る日も来る日も飛び込み営業していました。
朝から1日100件まわると当たりは真っ暗になる。
そして、そのほとんどが断られる。
「人なんていらん」
「出してもこないから」
「お金をどぶに捨てるようなもの」
「あー、しつこいな!」
「もうくるな!」
なーんてね。
そんな中、必死になって通っていたところが2社あったのね。
絶対落としたいところ。振り向かせたいところ。
それは、毎週新聞の折り込みに広告を出していた会社(工場)
段ボールの製造工場とブリキ製品の工場。
どちらも、小さな町工場って感じの会社。
毎日通っていた(すでに30回くらい通っていたかな)ある日、
段ボール工場の社長が
「お前本当にしつこいな!自分は何ができるんや!」といったのね?
私「はい!仕事の見学をさせてください。それから僕なりの記事を書きます」
社長「よし、その記事見て俺がダメだといったら、もう来るなよ。仕事の邪魔になるから」
私「はい、ありがとうございます!」
そんで工場見学させてもらい、初めて段ボールができる過程をみたのよ。
「こういう風に段ボールって作られるのか」って、
すごく感激して、帰ってその感動を伝えるようにその思いを原稿にしたわけ。
それを社長にもっていくんだけど、もうドキドキの極地。
何言われるかなって。
結果、「なかなか面白いじゃねーか!」「よし、よろう!」
この瞬間も、ちょ〜〜〜〜〜感動!涙が自然と溢れた。ほんとに。
掲載後の結果、初めて若いのが採用できた。
「お前の勝ちかな?」って社長。これにもチョー感動!!
思わぬ結果に、相手も喜び、こちらも感動できる仕事。
求人広告。それは形のないものを形にする。そのコンテンツは自分が決められる。
出た効果も自分しだい。
その後、もう一社のブリキ製品の工場も、段ボール製造会社の社長の紹介で
あっさり受注。効果も大いにあって、喜んでもらえた。
出会いが広がる瞬間=「自分人脈」の広がる瞬間。
いまも、採用支援の仕事は続けているし、最近では直接リアルに君たち学生や
若い社会人たちに、そのことを伝える仕事をしている。
こんなにか感動を共有できる仕事はないと思う。
「世の中のこと、本当の本質を伝えたい」
なぜなら「人」が相手だから。
今は自分のやりたいことをして生きてるって実感があるよ。
馬場さんの本質はどこになるのかな?
桜井さんのおっしゃるように、
馬場さんの希望する会社とその会社の求める人材像の共感の接点部分を
よーく研究していくと少し見えるかも。
求人広告を作るときの手法ですが、
その企業は今後どうなっていきたいのか?(競合はどこか?)
それにはどんな人材が必要なのか?(必要だと思うか?)
それはどこにいるどんな人材なのか?(これに自分が当てはまるか?)
僕の考えですが、参考になれば幸いです。
長くなりすみません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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Office Rism(オフィス リズム)
石川雅嗣 masashi ishikawa
E-mail aag09900@pop02.odn.ne.jp
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ちなみに石川君が勤めていたのはリクルートフロムエー。僕が働いていたのは学生援護会。
そして編集してたのは「an」であり「アルバイトニュース」。つまりライバル。
今こうしてかつてのライバルが一緒に仕事をしている。
そんな出会いと感動が、仕事にはあるねんぞ〜!エヘンエヘン!
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