MESSAGE LIBRARY PROFILE LINK    


M E S S A G E
ライブラリーの目次へ戻る

PONTA
PONTA





KATSUHIRO [PONTA] HONDA' S MAIL NEWS

■◇■◇■◇■ポンタのイケテル仕事人図鑑■◇■◇■◇■
その4   2000.3/20issue
◆□◆不定期だけど、プロを紹介するメ−ルニュ−ス◆□◆


       ┣ 広 告 代 理 店 の 局 長 編 ┫

              「オヤジの面接」

第4弾。

今日、紹介するのは広告代理店の局長。
長いおつきあいになったものだと思う。

15年前、出版社で営業のペーペーだった僕は、
この方とのファーストアポイントに遅刻した。
「最初のアポに遅れるようじゃ、だめ」
ピシャリとこう言われたおかげで、僕は時間に厳しくなれたと思う。

働き出すとわかると思うけど、自分を育ててくれる人は上司や先輩だけではない。
取引先のこういった人に、僕はどれだけ育てられたことか。

先週、久し振りに訪ねてみたのでレポートしよう。
但し、守秘義務のある話なので実名、スポンサ−名は一切書かない。
了解してや〜。

               〜〜◆〜〜

「僕はOB訪問を希望する学生には必ず会うことにしている。
 若い連中を育てるのは、僕らの仕事だからね」
忙しいスケジュール、重い肩書きを持った人のさりげない決意の一言に、
僕は「ヤラレタ〜」と思ったことがある。

この日、僕はアポを取らずにフラッと立ち寄った。
すると局長は「や、本田君。まぁお茶でも飲もう」と局長室に誘ってくださった。

そこで面白い話を聞かせてもらった。
「まるで私立の学校の入試にあるような、オヤジの面接があったんだ」と仰る。
息子のテスト結果だけではなく、親の面接も評価されるという意味。

ある取引先のスポンサーが数社ある代理店の取り引きを、一社に絞るという。
つまりパ−トナ−契約。
これは代理店にとっては一大事。
仮にそのスポンサーが年間100億の宣伝予算を持っているとする。
そこに4社の代理店が取り引きをしていたら、
平均一社当たり、25億の扱いがあることになる。
これを一社に絞ると、
コンペティションに勝った一社だけが100億を取ることになり、
他の3社は扱い額 0 となる。

こうなると、コンペの日までに、各代理店はスゴ〜イ準備を始める。
・企業ブランドや各商品ブランドのマーケティング調査など宣伝戦略の策定。
・テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ネット、イベントなどのメディアの買い付け。
・コマ−シャルなどクリエイティブ部門の充実。
・上記のプログラムを実施するためにかかる見積もり額の設定。
・自社の信用度と実績のまとめと公表。

特に営業部門はマーケ、クリエイティブ、メディアとの打ち合わせに
すべて立ち会うから、プレッシャーも時間もすごいボリュームになる。

さて今回、このスポンサーは代理店の局長面接も、このコンペ条件に入れた。
オヤジの面接である。
このプレッシャーはすごいと想像できる。

もしこの面接に失敗したら、
コンペのために働いた部下、クリエイティブ部門、マ−ケティング部門、
メディア部門などの数十名から数百名のスタッフの苦労が無になる。

「すまん」では、すまんのである。
もちろん接待でごまかせる時代では、もうない。

局長は、自分の部下が作ったコンセプト、プラン、見積もりを
すべて頭に入れて面接に臨んだ。
その面接内容は、ここでは明かせない。
ただ、新卒の就職面接とは比べ物にならないほどの厳しさと重さがある。
局長は50才を過ぎておられる。
いくつになっても『楽』はできない。
『楽』はリタイアしたときの、お楽しみなのかもね。

コンペの結果は◎。
スポンサーのパートナーシップを獲得して数年の専属契約を結んだ。
その間、スポンサーはよその代理店に浮気しない。


そんな仕事の醍醐味を聞いた後で、局長はこう言った。
「会社に訪ねてくれる学生から、いろんなことを教えてもらう。
 特に、最近の学生は『御社に就職したい』とは言わない。
 みんな『御社で○○な仕事をしたい』と言っている。
 就社ではない、就職なのだと実感する。
 時代を悲観することはないと、感じるんだよ」

OB訪問にビビッてる前に、こんな人もいるのだとわかって欲しい。

オトナの仕事のできる、オープンな人柄。
厳しさと優しさを両方持つ、オトナの仕事ぶりに僕はまた
「やられた〜」と思った。




               〜〜◆〜〜


ポンタニュース一本

・アエラの増刊号『選職に挑む』3/16発売の原稿、読んでくれた?
 (ちゃんと標準語やで〜。)

ほな、またね

               〜〜◆〜〜



1999.12/25第一弾の序文より「コンセプトと前置き」


この度、JOBWEB代表の佐藤孝治氏からメールマガジンの御依頼を頂戴し、
尾方僚氏、学生青雲会の中村氏と並んで、お届けして参りたいと思います。

私のテーマは「働く人」。
それも「イケテル働く人」をテーマにお届けします。

なぜ、書くか。

新聞もテレビも「イケテナイ人」ばかりをとりあげ過ぎだと感じています。
僕は、大好きな日本の将来を作る、スタッフのひとり。
だから意志をもって、楽観的に取り上げていきたいと思います。
できることなら読者に
「日本は捨てたもんやないでー」と知ってもらいたいのです。

で〜その前に、前置き。(後書き?)

その1 本質を本音で書きたいので、ヘタな標準語を使わず、
    関西弁(厳密には神戸弁)でいきます。
その2 「まぐまぐ」などには当面リンク依頼せずに、やっていきますので、
    オモロイ!と思ったら、口コミで広げてください。
その3 僕の原稿は『完全転載可』です。僕の名前は入れといてね。
    (ただし商業目的はアキマヘンで〜)
その4 不定期発行です。待てない人は、僕のサイトを読んでね。
    ・MY WEBSITE『ポンタの就職ゼミナール』
http://www.portnet.ne.jp/~japonta/
    ・ウェブ連載『ポンタの自分エンジンを探せ!』
http://www.forum.linos.co.jp/college/

                                 以上

All rights reserved, Copyright (c) 2000 Katsuhiro Honda



HONDA
HONDA






ライブラリーの目次へ戻る



HOMEヘ
PONTA's 就職ゼミ



HOME | MESSAGE | LIBRARY | PROFILE | LINK | E-MAIL