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私信:自己分析勉強会の進め方
1998.12.14up(1998/10/20 sent)

★これは1998年10月20日に、
ある学生からの私信メールに僕がレスを送った内容。
ご本人の了解をもらって、掲載することにした。 O君アリガトウ!
勉強会をやろうと考えている人にお勧めする。

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> 突然の私信で申し訳ありません。
> 実は私は今度、MLで勉強会を開こうと思っています。
> 内容は『自己分析について』ですが、具体的にどのように進めていこうか
> 思案しているところです。そこで少し本田さんに助言していただこうと思い
> 私信をしました。
>
> 私の考えでは、
> 自己分析用のシートの作成と対話による自己分析を考えています。
> 対話による自己分析は、グループなり二組なりでディスカッションをして、
> 自分自身で分析することと他者の視点で分析することを考えています。

自己分析の作成はできれば「宿題形式」でした方が効率は上がると思う。
ただ「宿題」という言葉に過剰に反応するのは若い皆さんだけではなく、
36才の僕でも反応してしまう。

そこで提案。

(1)1分自己PR
自己分析というより自己表現を目的にする。
現時点のものでいいから「自己PR」を1分でやる。っていうもの。
告知では「1分自己PRやるよ」とだけ伝えておけばよい。
普通合コンでもやる自己紹介を少し就職を意識してやってみるわけ。
1分間で「表現する」ことの難しさを体験すると効率的で理解しやすいと思う。
これをやると「他者分析」もしやすくなるよ。
更に「評価のむずかしさ」も体感できる。
言い替えると「面接官の視点」の経験。
「私はサークルで部長をやり責任感とリーダーシップを身につけました」
というのが如何にレベルが低いかよくわかる。
但し、評価基準は3つくらい決めておこう。
例えば、「積極性」「具体性」「論理性」「責任感」「オリジナリティ」など。
本番の面接では、これらの基準は企業毎にプライオリティ(優先順位)
のあるワードで決定される。
ただ学生の間でやる分には、幹事をやる人が決めてもいいと思うよ。

(2)自己分析ワークショップ
自己分析法を例示して事前に各自で進め、途中段階で持ち寄るという方法。
方法論は自由だけど、僕は福島直樹氏の「動機の因数分解」法がお薦め。
わかりやすいし納得しやすい。
『就職2000』福島直樹著/学生援護会刊に載ってるよ。

> しかしどういった方法ですると
> 良い自己分析につながるか分からない状態です。
> 私自身は自己分析のためだけの自己分析にしたくはありませんので、
> 何かエントリーシートでも作成した方が良いでしょうか。

確かに分析法はコレッというのはない。悩むと思う。
上に書いた「動機の因数分解」法だって全員にベストかどうかは?。
だからこそ工夫次第でおもしろくなる。
エントリーシートを書いてしまう、っていうのもいいと思うよ。
学校の就職部にエントリーシートをストックしてるところもある。

>
> 本当は私が神戸までいってお話を聞くことが本筋ではありますが、
> メールにて失礼させていただきました。
> どうかよろしくお願いいたします。

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★以上、模擬面接を中心としたオフ会のすすめ方でした。
他に、グループディスカッションもやってみると面白いよ。
因みに99卒の学生とは以下のようなテーマでやったよ。
「社会人と学生の違い」「企業が求める人材って何?」「就職以外の進路」
「業界の絞り込みは必要か」「戦後の50年とこれからの50年」
「デフレスパイラルのなかで日本の企業の進路」など。
詳しくはこのライブラリーの
『オフ会の意味と方法』1998.11.07にも書いたので参考に。

では、また。



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