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仕事とオフのスイッチ
1999.12.27

講演の仕事が先週、12/22で終わった。
神奈川県にある麻布大学であった。

これで今年は110本の講演&カウンセリングということになり、
「ようやったな〜」と思った。
「ごくろうさん」と思った。
「少しは休めよ」とも思った。

コレガ、イケナカッタ!

風邪を引いてしまったではないか!
これは完全な気のゆるみやで。
イカンイカン、
スイッチを切っては、いけないのだ!

せっかくの家族3人、水入らずのクリスマスを、
(僕とヨメサンにとっては「出逢いの記念日」でもある)
ゴホゴホしながら過ごしてしまった。
タルンドル〜!である。

思い出せば、勤め人の頃。
編集部で毎日、深夜まで仕事をしていた僕は、
24時間、ビジネスとプライベートの両方のスイッチを
入れっぱなしで仕事をしてた。
朝から晩まで「どこぞに仕事のネタは落ちてないか」と
会社でも、街でも、飲み屋でも、家でも仕事してた。
同時に「これヨメサン好きかな〜」「あれ息子に買ったろうかな〜」
と仕事中にCDを物色し、東急ハンズに行っては、ニヤニヤしてた。
編集部にモデルさんが来ると、
「スウェーデンから来たあの子は、まだ16才やて〜」
などとハシャイでたし、
ミュージシャンと夜通し、飲みに行ったりしてた。

つまり遊んでるのか、仕事してるのかワカラン生活。


君はどう思う?

そんな生活イヤか?

9to5でカッチリ仕事終わって、それから好きなことして遊ぶ方がエエか?

僕はそれもエエと思うよ。
実際、友達にもそういう奴がいてた。

でも僕はそんなに器用ではない。
そんなに急にワリキレヘンネン。

それに、街に落ちてるオモロイもんや、イケテル人を取材する仕事やし、
遊んでるうちに、特集のテーマが湧いてきたりするし、
それらの行為に、ブレーキをかける方が疲れる。
だから子供と王子動物園(神戸人にはメジャー)に行っても、
少年野球でコーチしてても、
「ネタ」を探してたことは事実。(イヤな親父やな〜)

でも、もちろん生真面目になって、やってるんとちゃうんやで。
どっちかと言うと、
誰より(場合によっては息子より)もその場の状況を楽しんできた。

例えば、息子が幼稚園に通う頃、「餅つき大会」があった。
幼稚園イベントフル出場を目指す僕は、
当然、その日も会社に内緒で、青い鳥幼稚園に向かった。
その時すでに、幼稚園の子供達の間では有名人だった僕は、
鈴なりのように、僕にぶらさがった子供達を抱きかかえたまま、
餅つきをした。
因みに、それまで僕は餅をついたことがなかった。

で〜、餅つきのむずかしさをいやほど、知った。
しかし5臼ウスほどつくうちに、コツを覚え、
気がつけば、知らん、よそのお母さん方にアシストしてもらって、
24臼ついた。

もー完全無欠のヒーローである。
息子も誇らし気である「パパ、かっこええーやん!」

しかしその時、僕はもう立っていることさえ、ままならぬ状態。
で、這うように家に帰った。
会社には「すみません、腰の具合が悪くて〜」と早引きにしてもらった。

さすがにこのときは「特集テーマ=腰痛」とはせんかったけど、
「子供の視点」をテーマに世間のナゾを説く企画を後日、提案した。
子供の「なんで〜?」のおもしろさを取り上げたかった。

一時が万事、こんな具合で編集部や広告部で10年を過ごした。
ビジネスもプライベートもエンジン全開で毎日過ごすので、
プライベートのビジネスへの応用も多く、役に立った。
単に「ウチの息子がね〜」自慢話から、
「今、幼稚園では……」とか
「甘やかすのと、手をかけるのは別の問題だ」(これ園長先生の受け売り)
といった具合。

ところで、どうする?
上司のこんな質問に、君はなんて答える?

上司「仕事と家庭と、どっちを取る気ぢゃー!?」
(以前はマジでこんなことを言う人がいた。)

僕は、このナンセンスな質問が来たら、
「自分です」
と答えてやろうと思っていた。

でも聞かれへんから、上司に「なんで聞かないんですか」と尋ねたら、
「ワガママな奴に聞くほど、ボケてないで〜」と返ってきた。

う〜ん、上司もなかなか、あなどれん!
と同時に、結果的に「ワガママは得をする」という例示でもある。

さて時間でスイッチを使い分けるのもよし、ずっとつけておくのもよし、
これも一つのキャリアデザイン。
時間をベースにした考え方。

君はどっちがエエかいの〜。

ほな next millennium も楽しんでまいりましょう〜。
はよ風邪なおそ。

と言うか、仕事しだしたら、風邪は直る。(僕の場合)



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